【もう働きたくない】仕事辞めたい人へ4つのアドバイス

仕事を辞めたい理由

実はみんな働きたくない

半数はやりがいを感じていない

厚生労働省の調査結果によると「仕事内容・やりがい」の満足度は58.8ポイント(100ポイント中)で、多くの人がやりがいを満足していないことが分かっています。

参考:R元年就業形態の多様化調査

解釈の仕方にもよりますが、お金のために働いているのであって、やりがいのために働いているわけではないと考える人が多くると言えるでしょう。

9割近くが辞めたいと思ったことがある

株式会社ズビッツによると、働く男女1000人にアンケートを取った結果、88.9%の人が「会社を辞めたいと思ったことがある」と回答しました。

会社を辞めたい理由ランキング!辞めたくなった場合の相談相手や対処法も解説【1,000名アンケート調査】

さらに辞めたい理由の1位は人間関係の悪さで、2位は理不尽や叱責とどちらも人間関係に関する理由がランクインしています。

でもお金のために働いている

それでも多くの人が会社や仕事を辞めずにいるのは、当然ながら生活費含めお金のためです。では人間はお金がたくさんあれば、全く何の仕事もしないかと言うとそうでもありません。

むしろお金持ちほど生き生きと働いていますが、彼らはお金に困っていないからこそ自分が楽しいと思える仕事を選ぶことができますし、自分が楽しいと思える仕事環境を作ることができます。

働きたくない5つの理由

人間関係が面倒

人間の悩みの9割は人間関係にあると言われており、実際退職理由の第一位も人間関係です。

  • 上司と合わない
  • 不機嫌で威圧的な人がいる
  • 会話の輪に入れない
  • 周りより結果が出せてなくて気まずい
  • あの人がサボった分自分に負担が来る

様々なケースがありますが仕事の悩みの多くは人間が関わっており、むしろ人間が関わっていない悩みの方が少ないでしょう。

仕事が楽しくない

仕事は突き詰めれば作業の繰り返しですが、作業内容が楽しくないと疲れますししんどくなる一方。ずっと体を動かしていたい人にプログラミングは酷ですし、極度の人見知りなのに営業をやっているとしたら疲れるのは当然です。

やってみないとわからないことも多いですがやはりある程度向き不向きあるので、自分が楽しくできた作業とつらかった作業を改めて振り返ってみるといいかもしれません。

拘束時間が長い

残業や休日出勤等、また勤務時間に含まれませんが通勤時間も実質拘束時間と言えます。例えば寝る時間を8時間、業務時間8時間、残業1時間、通勤往復2時間、とすると自由な時間は1日5時間。

自由時間の内、実際は食事やシャワー、通勤の準備が含まれるので、平日の自由時間は24時間の内15%程度しかないことが分かります。

通勤にもっと時間がかかったり、残業が増えればさらに自由時間は減るので、家は帰って寝るだけという状態になりかねません。

給料が見合わない

こんなにヘトヘトになって仕事してるのにこれだけの給料しかもらえない。

もしくは他人と比べて、あの人は楽な仕事しかしてないように見えるのに、自分より給料をもらっているとなれば、働くのが馬鹿らしくなってくるのも頷けます。

給料の絶対額もそうですが、他人と比較して自分は報われていないと感じた時の方がよりつらさを感じることが多いです。

周りと比べてしんどくなる

年収を周りと比較したり、会社のネームバリューや役職などを他人と比べると、基本的には誰でも働きたくなります。

これはご自身の状況がどうであれ、常に上には上がいるので、実は年収1000万のエリートサラリーマンでも、他人と比較して心を病むケースは多いのです。

今すぐできる対処法

休んで振り返り

すでに体にガタが来ているようなら休職を検討しましょう。休職するほどでもなければ、有給でも欠勤扱いでもいいので連休を取って、ゆっくり考える時間を持つべきです。

  • 本当にこの会社で働き続けるのか
  • そもそもなんでこの仕事を選んだのか
  • 自分に向いてる仕事は何か
  • 今まで仕事の中で楽しかった瞬間は何か
  • 今何が原因で辞めたくなっているのか
  • 自分にとってコスパのいい仕事はないか

ただ休むだけでは解決になりません。ノート片手にカフェでも旅行でもいいので、ゆっくり考える時間を持ちましょう。

目標設定する

ゴールの無いマラソン程苦しいものはありません。目標無く働くというのは、それほどに苦しく退屈に感じるものです。

もちろん目標を決めれば人間関係の問題が解決できるわけではありませんが、自分にとってどうしても達成したい輝しい目標があれば、ほとんどの人間関係の悩みは気にならない些細なことであったことに気づけます。

自分が見るべき目標がないと、日常の些細な事ばかりに目がいきがち。「○○さんが××だけど、そんなことどうでもいい」と言えるくらいの目標を見つけられれば、生き生きと働くことができます。

転職を本気で検討する

転職が今いるトンネルの出口になる可能性があります。例えば目標を立てた際に、今の会社で自分の目標は達成できないとわかれば転職したほうが生き生きと働けるでしょう。

また人間関係もリセットできるので、悩んでいる方は転職が有効です。ただ転職先にも人間関係はあるので、基本的には些細な人間関係の問題が気にならないように、目標に沿った転職先を見つけるのが大切です。

もちろん誰でもすぐに転職が決まるわけではありませんが、転職に希望を見いだせれば、直近の目標に転職を据えることができ、やるべきことが見えてきます。

人間関係に左右されない3種の仕事

フリーランス

どこにも属さないため、働く時間・場所・人全て自分の自由です。もちろん誰かからお金をもらわなければ生きていけず、自分にとっての顧客は存在しますが、その顧客すらも自分で選ぶことができます。

独り立ちするにはそれなりのスキルが必要になりますが、まずは副業から始めてみて軌道に乗ったら独立するというのがおすすめ。

独立しなくとも副業で稼げていれば、会社が嫌になったらいつやめられるので、かなり心に余裕を持てます。

在宅ワーク系

人間関係から脱するわけではないですが、在宅ワークであればかなり人間関係の負担を減らせます

  • webライター/デザイナー
  • プログラマー
  • カスタマーサポート
  • データ入力

これらの業務は割り振られた分の作業を黙々と家でこなせばいいので、面倒な人間関係に巻き込まれる確率は減ります。

通勤時間もなく、また効率よく仕事を終わらせることができれば空いた時間に副業もできるのでかなりおススメです。

作業員系

現場で作業を淡々とこなすタイプの仕事も、あまり人と関わらず仕事に没頭できるので、人間関係でしんどくなっている人には検討の余地があります。

  • 警備員
  • 清掃員
  • トラック運転手
  • 工場作業員
  • ビルメンテナンス

ただ通勤時間含めると拘束時間が長めだったり、効率化が難しいため時給換算でコスパが上がらないケースが多いです。なのでコスパ良く働きたい人にはあまり向いてないかもしれません。

一方で人とあまり関わらず、無心で働きたいという人にはおすすめです。

フリーランスで自由に収入を得る

フリーランスのいいところ

フリーランスでやっていけるなら、働きたくない人にとっては最強です。完全に働かないことは難しいですが、スキルを磨き効率よく仕事をすれば時給1万円も可能です。

仮に月30万で生活できるなら、平日1.5h働くか、週1日8h働けば問題ありません。

もしくは何年かは集中して働き、投資用の数千万の元金を稼ぎ出せば、投資の利回りで生活することも視野に入ってきます。

いきなりフリーランスは基本的に無理なので、まずは試しに副業として取り組んでみるのがおすすめです。

webライター

ニュース/雑学/エンタメ/芸能など様々な記事が日々更新されていますが、その裏側にはwebライターがいます。

ランサーズやクラウドワークスというサイトで常に「○○の記事を文字単価〇円で受けてくれる方募集」のような案件があるので、一度見てみるといいでしょう。

最初は文字単価1円未満から受けることになり、時給換算で数百円からスタートになりますが、スキルをつけて実績を重ねられると、文字単価2~3円の案件を受けられるようになり時給換算も数千円になってきます。

webデザイナー

こちらも仕事自体は無数に応募がありますが、実績や一定以上のスキルがないと案件を受けられないので、webライターと比べると稼ぎ始めるまでに少し時間を要します。

画像をいじったりするのが楽しいと感じられるなら、スキルアップも実績を作るのも苦ではないので、そのような方には特におすすめ。

ただバナーや画像制作だけだと稼げる金額の上限があまり高くないので、サイト自体のデザインができるようにコード(HTML/CSS)などの勉強が必要になってきます。

プログラマー

デザイナーよりもさらに稼ぎ始めるまでに時間がかかりますが、実力次第では大きく稼ぐことも可能です。

ただ基本的に実践未経験のプログラマーに案件を発注するケースは少ないので、独学で勉強してプログラマーとして就職するか、スクールなどに通い仕事や就職先の斡旋を受けるなど、準備にかなり時間がかかります。

就職して実践を経験した後は、フリーランスでも仕事を受けられるようになるので、そこからは実力次第でいくらでも稼げます。

動画編集者

近年特に需要が高まっているのが動画編集者。テロップで文字を入れるだけの案件などもあるので、少し勉強すれば意外とすぐに受けられる案件もあります。

こちらもwebデザイナーと同様で、テロップに文字を入れるだけの作業だと単価が上がらりません。なので高度な編集であったり、撮影自体や台本の作成など動画のディレクションまでできるようになると、一気に単価が上がるようになります。

働きたくない人のためのFAQ

Q
「働きたくない」は甘え?
A

働きたくないと思っている人は多くいますし、昔と違って働いてさえいれば給料が上がって裕福になれるというわけではないので、昔と同じスタイルで働き続けることに抵抗があるのは当然です。

なので昔のスタイルで働くのではなく、今に合ったスタイルで働くことをおすすめします。それは自分で目標を決め、自分で仕事と顧客を選び、自分の得意な分野で働くということです。

Q
働かずに稼ぐことは無理?
A

基本的には難しいですが数千万単位の現金があれば、投資による利益によって生活することはできます。なので少なくとも数千万の現金を稼ぎしさえすれば、働かずに稼いだり生活することは可能です。

Q
すぐに仕事辞めたらマズイ?
A

一応自主退職であっても失業保険を過去1年間で支払っていれば、失業保険を3か月間受け取ることができます。

ただ辞めてから2か月後から支給なので、少なくとも2か月は無収入になります。なので2か月間無収入を耐えられるなら、5か月間は何とか耐えられる計算になるので、本当に限界が来ている場合はすぐに辞めることも不可能ではありません。

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