退職時プロフィールと入社経緯
- 女性
- 20代後半
- 3年4カ月在職
- 辞めたいと思ってから実際に辞めるまで3カ月
入社の経緯
入社の経緯は自分は元から営業職希望だったので営業職で活躍できると思ってその会社に入社したというのがありました。
退職の理由

将来性を感じなかった
私がその会社を退職したいと思ったのはなんといってもその会社に将来性を感じることができなかったというのがありました。
それは会社の経営の悪化からその立て直しをするという気概も感じられずにそのまま会社が沈んでいく未来しか見えなかったというのがありました。
給料を下げて延命
会社を存続させるために何か抜本的な改革をするわけでもなく、会社がこれ以上傾くようなら社員の給料を減らしてそれでなんとか会社を存続させるという程度の考えしかありませんでした。
わざわざ休みを返上して今後の会社をどうしていくか会議まで開いて、出た結論が社員の給料を減らすというものでがっかりしました。
休日返上でも報われず
口ではそれっぽいことを言っても特にこれまでのどこが悪かったとかどこを変えていくかということを全く考えず、部下が上司に媚びを売る場となっていたのを見て愕然としました。
これでは何のために休みを返上してまで会社に出勤して会議に出て今後の会社について話をしたのか分かりませんでした。
他の社員も何も解決策を見出せていないことを分かっていながらも、結局上司の顔色をうかがうだけで会社を立て直すためのアイディアを出すことは全くありませんでした。
その光景を見たのが私が退社を決めた主な原因でした。

給料下げて延命しているうちに、何かアイデアが出ればいいですが
この状態では早く離脱したほうが良さそうですね。
退職の報告

私は退社時に最初詳しい理由は言わず一身上の理由で会社を退社したいと言いましたが、しつこい引き留めがありました。
引き留めを断りたかったので私が会社に未来を感じないと本音を言うと、もう何を言っても無駄という表情になって辞めることができました。
辞めたいなら転職活動を
辞める時は明確な理由があるとき
実際にその会社を辞めてしまって良いのかは真剣に考えてから辞めるかどうかの決断をした方が良いです。
なぜなら、会社自体に絶望しているわけではなくなんとなく会社で働くことにやりがいを感じられないという理由で会社を辞めたいと思っていることもあるからです。
その程度の理由で辞めるなら安易に会社を辞めるという決断はしない方が良いです。仕事がつまらない程度の理由で辞めたらどこに転職してもつまらないと感じることが多いからです。
それでは結局どこで働いても辞めたいと思ってしまうのでそのくらいの理由で会社を辞めない方が良いです。
前向きに転職活動を
ただ、人間関係や会社に未来を感じないといった理由で会社を辞めたいと思うならその場合は自分の未来を明るいものにするために早めに転職活動をした方が良いです。
人間関係が絶望的な時や会社に未来がないという時は新しい道を歩むのもありです。
将来性の判断は難しい

その後Hさんの会社がどうなったかはわかりませんが、それは重要ではありません。
問題は当人が会社に将来性を感じておらず、モチベーションが下がっている点です。
将来は誰にもわかりません。だからこそ少なくとも働いている自分だけは、未来に期待感をもって働きたいですね。