「人はなぜ働くの?」「みんなはなんで働いているの?」そう思うことがあります。
結論から言うと多くの人は「お金のため」と答えています
それを聞いて安心した人もいれば「お金のためだけに働くなんて無理」と思った人もいるでしょう。
実際昔に比べると、仕事から得られる収入もやりがいも減っており、それに比例して働くのがしんどいと思う人が増えています。
幸せに働くためには以下が重要です。
- 副業で時間効率よく生活費を稼ぎ、生活のためだけに働く時間を短縮
- やりたいことに関わる仕事に就き、生活のためだけに働く割合を減少
- それら達成のために目標を戦略を立てるだけで、日々希望をもって過ごせる
目標がないと今ある生活のためだけに働くことになり、それはやはりしんどいです。
生活だけでなく目標のために働くと活き活きと働けるようになるので、まずは目標と立てましょう。
なぜ働くのかの調査結果

若者の働く目的
以下の内閣府実施の16~29歳を対象にした調査では、収入のために働いているという回答数が群を抜いて多いのがわかります。

回答数は一人2つまでなので収入を最重要視しているかは不明ですが、84.6ポイントという圧倒的多数の回答であっても特に違和感を感じませんね。
全年齢の働く目的
以下は特に年齢で区別せず、全世代を調査したデータです。
こちらは一人一回答までなので、最重要視しているものが何であるかという回答内容です。

こちらも圧倒的多数が「お金のために働く」という回答でした。
また調査における選択肢の構成や数は違うものの、2位が「生きがい」で共通しているのも興味深いですね。
仕事の満足度調査
若干趣旨は違うものの以下の調査より、年々仕事に対するやりがい(赤線)が下がってきているのがわかります。

また休暇(青線)が取りづらくなっている上に収入(緑線)も増加しないので、労働に対するモチベーションが下がってしまうのもうなずけます。
圧倒的1位がお金のため
さて「やりがい」「自分らしく」「好きなことで生きていく」など様々言われていますが、現実は「お金のために働いている人」が圧倒的多数であることが改めてわかりました。
これが悪いことかというと、そうではありません。

「やりがい」「自分らしく」などの煽りに屈する必要はありません!
古代人類もおそらく生きるために狩りや収穫などの報酬のために歩き回っていたはずで、現代では獲物がお金に変わっただけとも言えます。
生活用のお金と余裕のためのお金
とはいえ「お金のために働く」にも種類があります。
- 最低限の生活のため
- やりたいことをやるため
最低限の生活費がいくらなのかはかなり個人差がありますが、一応単身の生活保護の支給額が最低限の生活費と定義すると以下になります。
- 月:10-14万円=生活費6-8万+家賃4-6万
- 年:約150万円(手取り)
もちろん上多くの人には「自分が考える最低限の生活」があると思うので、あくまで一例に過ぎません。
幸せに働くには

お金のためだけだとちょっとしんどい
さてお金のために働くのが当たり前の中で、それだけだとちょっとしんどいと思う人が増えてきました。
なぜなら物価の上昇や将来の社会保障の危うさに対して、給料が全く追いついておらず、仕事から得られる報酬が減っているから
やりがいも減っているのに、収入も減ってしまっては、仕事がしんどいと思うのは必然。
この時我々が考えるべきは2つです
- 時給をアップさせる
- やりたいことを仕事にする
時給アップを目指す
まず一番効果的なのは時給換算で効率を上げることです。8時間働いて1万円もらうのか、5万円をもらうのかでは当然歩む人生が違います。
- 週2日働けば月収40万円
- 週5日働けば月収100万円
週2日だけ働いて残りは趣味や家族の時間に費やすのもいいでしょう。
週5日働いては早めに引退してしまったり、やりたいことに大金を注ぎ込むのも自由です。
このように時給をアップさせると、時間とお金を自分でコントロールできるようになります。
生活のために働く割合を減らす
生活費のためだけに働いていると以下のイメージで、やはりしんどいです。平日の昼間は生活のためのみに生きている状態です。

一方で時給アップして、働く時間を減らすことができれば大きく変わります。例えば週2-3日働いて、空いた時間はやりたいことに従事します。

さらにやりたいことを仕事にできると、イメージ図は以下のようにまた違った形になります。

一般人での究極の形は以下だと思います。例えば歌を歌うのが好きな人が、生活のために歌を教えて稼ぎつつ、ほかの時間は自分で歌った動画をYouTubeにアップする。みたいな過ごし方です。

やりたいことの配分を増やす
当然ながらやりたいことの占める割合が大きいほうが幸福度が高いでしょう。繰り返しになりますが、そのためには2択です。
- 時給をアップさせる
- やりたいことを仕事にする
時給アップして本業の時間を短くするか、そもそも本業をやりたいことにするかです。
目標を持って踏ん張る

目標と戦略を立てる
手始めにやるべきことは、目標と戦略を立てること。
仕事でも仕事以外でもそうですが、目標がないままやりたくないことを続けるのは困難です。なにより集中力が発揮されず、成果も出せません。
一方目標やゴールがさえあれば、前進している手ごたえを感じることができ、集中力が高まって成果も出しやすくなります。

仕事と目標が無関係でも、目標があるだけで毎日のワクワクが段違いです
時給を上げるために
時給をアップさせれば、生活費のために働く時間を短くでき、その分やりたいことに時間を費やせます。
もしくは短期間でお金を貯めて、やりたいことに大きく時間とお金を投資してもいいでしょう。時給換算で効率を求めるのは非常に大切です。
- 目標:時給5,000円
- 本業では難しいので、副業ブログで稼ぐ
- 1年頑張って結果が出なかったら、別の副業に手を出す
- 本業が忙しくあまり副業の時間取れないので、同業界でリモートOKの会社に転職する
- 仕事終わりだと疲れて2時間しか作業できないので、朝早起きして追加で2時間作業する
給料は成果を出した分だけ増えるシステムではないので、時給を倍以上に上げようと思ったら副業がお勧めです。

給料で時給5000円より、副業で時給5000円のほうがはるかに楽です
やりたいことを仕事にするために
やりたいことによっては仕事として成り立ってない、言い換えればお金稼ぎに向いていないケースもあります。
まずはやりたいことが仕事としてどの規模で存在するのかをしっかり調べましょう。
- 目標:料理を仕事にする
- 料理系の動画チャンネルが増えているので、動画の企画/編集者として転職を目指す
- まずは自分の動画チャンネルを作って、動画のスキルを身に着ける
- 動画編集者として転職後も、自分の動画チャンネルでしっかり料理動画アップする
「やりたいこと×スキル」で考えると転職しやすいです。入りたい業界がどのような職種やスキルを求めているかを調べましょう。
今の仕事を利用する
今の仕事に関しては堂々と「お金のために働いています」と宣言してしまっていいんですが、どうせならスキルアップや実績の足し、人脈の確保などに利用したいところ。
例えば動画制作を学びたいなら、実は裏でこっそりYouTubeチャンネルを持っている社員がいるかもしれません。
もし動画制作部門があれば異動を希望出すだけ出してみたり、その部署のスタッフと仲良くしておくと動画に関して困ったときの相談相手になるかもしれません。
他にも転職を希望するのであれば、当然現職で何か実績があったほうが有利です。実績作りのために自分から仕事をもらいに上司に掛け合ってもいいでしょう
まとめ

- ほとんどの人はお金のために働いている
- それは間違いではないが、それだけだとちょっとしんどい
- お金のために働く割合を減らすことで、幸福度が上がる
- そのためには時給アップかやりたい仕事で稼ぐ
- 具体的な目標と戦略を作る
- 目標があれば毎日の仕事も活き活きとできる
- Qお金があるのに働く人がいるのはどうしてですか?
- A
生活費のために働いているわけでないので、以下の理由です。
- やりたいことをやった結果、お金も稼げているだけ
- やりたいことのためにたくさんのお金が必要
- お金を稼ぐこと自体が楽しい
- Q面接の志望理由でお金のため答えてもいいですか?
- A
ダメです。
大抵の場合はお金のために働くのは大前提としてわかっているので、なぜその会社でお金を稼ぎたいと思ったかを聞いています。