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板倉 由美子 さん

女性が、自信をつけて前を向くためのお手伝いをしたい

板倉由美子さんは、現在、仙台、盛岡、石巻、いわき、高知等、地方の女性活躍推進プロジェクトの一貫で、ストレングスファインダーを各地の女性対象に研修を行なっている。その中で、メインとして伝えているのが、「ストレングスを通じた、自分らしく輝く仕事の仕方」だ。地方に限らず、「私なんか」「女性がリーダーシップ取るなんて無理」と言って、従来の枠組みにとらわれている女性はまだ多いが、それぞれの強みを自覚し、自信を持って、自分らしく前進するためのきっかけ作りを行なっている。30年以上日本航空(以降:JAL)に勤務し、常時50−60人の女性をマネジメントしていた経験から、現場におけるリアルな実体験をもとに、多くの女性に力を与えている。ストレングスファインダーを通して、女性達がその人らしく輝いてほしいと、願う板倉さんにインタビューを行った。
板倉さんの資質である親密性にまつわるエピソードを聞かせてください。
私はJALにキャビンアテンダント(CA)として入社し、地道にキャリアを積んでいきました。要するに、可もなく不可もなくという状態でした。かなり時間が経ったときに「今までキャリアを積んできた証を残したい。さらにステップアップしたい」という気持ちがふと芽生えたんです。それからというもの、更にコツコツと実績を上げ、上司から推薦を受けてマネジメントを行う立場になりました。思い返してみると、会社が客室乗務員として求めているスキル・スペックと、自分の好きな事をクロスさせて向上強化させるのが上手だったのかも。親密性と言うのは、CAにはあまり向いていない資質だと思われます。なぜならば飛行機の機内というのは、殆ど一見のお客様ばかりで、毎回新しいお客様をお迎えすることになる職場です。そんな知らない方ばかりのなかで仕事をするというのは、親密性にとってはかなり辛い環境です。親密性上位の私にとって、常に緊張を強いられる職場でした。直ぐにお客さまと打ち解けることが出来ない。それでも、仕事を進めていくうちに、「自分も楽しく、お客様も快適。」と言うやり方を探し続け、なんとか見つける事ができました。親密性なりのコミュニケーションの取り方。それは、多くのお客様の中から数人を見つけて、早めに関係性を作ってしまうことです。早めにご挨拶し、ちょっとした会話をしておくと、緊張感を安心感に変えることが出来たのです。それは親密性を使った1対1の関係性作り。自分の中で「このお客様とは繋がった」と、いわば自分を錯覚させてしまうことでした。コーチになってからは初対面の方に、板倉さん、社交性高いですよね?と言われることがよくあります。ストレングスファインダーの社交性とは、初対面の人でも緊張せずに、むしろ楽しんで関わっていける資質のことで、親密性とは真逆な傾向があります。私はというと、社交性は本当に下の方で全く上がっていない。大勢の中でも、1対1のピンポイントの繋がりをスピーディに作れるようになったことが、あたかも社交性があるかのように見えるようになったのだと思うと、私の親密性はすごく機能しているんだと分かってきました。苦労したけれど、好きなCAという仕事に自分なりにサバイブしてきた工夫が、実は親密性を高度に発揮させることになっていたのだと感無量な気持ちになります。
ストレングスファインダーに出会う前後を教えて下さい。
2010年の年初に、コーチングを学び始めた時の事です。トレーニングの中でストレングスファインダーのTOP5を出すという課題があったんです。自分のTOP5の説明を読んで、腑に落ちることが多かったです。「あぁだからだったんだ。」と過去の自分の言動の理由・源を理解する事が出来ました。一方、低い資質に対して、「下位だから、仕方ないかな」と諦めることも出来るようになりました。ストレングスファインダーを知ってからは、自分の強みを意識して使うようになり、その結果自分を好きになる事が出来ました。自分自身の自己肯定感も高くなったと思います。
研修では、スタート前に受講者の中に入っていき、数名の方と会話しておくと気持ちが落ち着くことは体験済み。実践しています。CA時代ストレングスは知らなかったため、そのやり方を見出すのに数年かかりました。その当時にストレングスに出会っていたらなぁと心から思うのです。
これからの板倉さんの活動について教えてください。
これからの私の目標ですが、大きく2つあります。先ずは1on1のコーチングセッションにストレングスを取り入れ活かしていきたいです。
そして、もう1つは、各地方自治体の女性活躍プロジェクトの中のストレングスワークショップを広めていきたいです。いずれにせよ、私しか出来ないアプローチを使って、親密性溢れるセッションやセミナーにしたいと思います。受講される皆さんにも、是非自分の強みを発揮することの楽しさやエネルギーが高くなることを実感して欲しいです。
板倉由美子
インタビューを受けた方
板倉由美子
プロフィールの詳細は追加予定です。