Interview

Interview

  1. HOME
  2. インタビュー
  3. 本来の自分の人生をクリエイトする為の10秒の習慣 ― 第二の人生スイッチオン

梶本 由美 さん

本来の自分の人生をクリエイトする為の10秒の習慣 ― 第二の人生スイッチオン

人生100年時代、働き方改革、AI導入、女性活躍推進など、働く人の環境が目まぐるしく変わっている。そんな時代の流れに只流されていくのではなく、自分で先の未来を選択する事をしたければ、梶本由美さんの話を聞いてみると良い。彼女は、46歳で女の子を出産し、自分の望む人生とは何だったかを再確認する事ができた。それをきっかけとして、これまで思い込みで自分を制限していたと知り、その枠から出て本当に自分が望むものを得ようと行動を起こした。そんな彼女をサポートするツール「10秒の習慣」と共に、クライアントの「第二の人生の選択」へのスイッチの入れ方をインタビューした。
本当に望む新しい人生の選択は、なぜ必要なんでしょうか?
こんなはずじゃなかった。一生懸命やっているのに、結果がでない。
自分が本当に欲しかったものと違う。こういった負の感情で、自分の人生が溢れかえっている方を、今まで沢山見てきました。なぜこんな感情に押しつぶされそうになるのか。それは、「他の人のルールや価値観に従っていた」もしくは「愛情の名の下で良かれと思って導いてくれた人の人生を生きていた」から、起こることなんですよね。自分の人生を生きていないから、苦しくなる。私も他人のルールに従いながら生きてきたので、よく分かるんです。だから、そんな方たちに、どうにか本当の自分の人生を取り戻して欲しい。
本当に望む人生って、どうしたら知る事ができるのですか?
意識することです。理想の未来を語る会に参加した時、結婚したいという女性グループがいて、皆で理想の結婚についての写真を見せ合っていました。その中に、男性の写真が一人も出てこない女性がいたんです。花婿さんが出てこない結婚写真、それって違和感じゃないですか。それで何故、写真に男性が写ってないの?と聞くと、その女性は実は結婚したいと思っていないことに気づいてしまったんです。結局、周りがプレッシャーをかけていて、結婚しなくては、女性は幸せになれない、早く親を安心させねばいけない、と思い込んでいた。本当は海外留学したかった。そこで本当の気持ちに気づいたんです。こういう人は、早く他の誰かの期待に答え続ける人生から降りた方が良いのです。大切なのは、自分が何かを選択するときに、何を基準に決めていたのかなんです。
例えばスーパーで、ビールを買うときに、いつも、いつも、好きなプレミアムビールを買っている方もいる一方で、お金を貯めて他に買わねばならないものがある、家族にお花を買ってあげたいので第3のビールで我慢する。そういった日々の選択が未来を作ります。どれが正解なのかはありません。ただ、ダメなのは意識してない事。横目でプレミアムビールをチラ見しながら、無意識に第3のビールをカゴに入れてしまうというのは、無意識の何かに選択させられている状態です。自分が舵を取っていない状態なのです。こんな小さな選択の積み重ねの結果が、望んでいない人生を作ってしまうのです。
私もずっとノンストップの新幹線に乗っていたのですが、子供が生まれることになった時に、このままではいけないと、育児休暇を機に各駅停車の鈍行に乗り換えたのです。その時に、車窓の景色の変わり様ったら。あぁ、これが、自分の生きたい人生だと感じました。私の人生の優先順位が変わった瞬間でした。
梶本さんをサポートする「10秒間の習慣」とは、いったいどういったものなのでしょうか?
「10秒の習慣」というのは、1日の終わりに必ず行ってもらう、簡単エクササイズの事です。もちろん、1回10秒やったからといって、すぐに大きな変化がある訳ではありません。
その人によって効果は違います。ただ、過去に遡って、自分自身との10秒間の対話を続ける事で安心するスペースを産むことが出来る。自分が厳しい裁判官になって、「ダメだ」「どうしてできないんだ」などと自分自身をジャッジする人が多いのですが、それでは安心してチャレンジすることなんてできません。ますます思い込みや枠の中で右往左往する人生に…。それが、この習慣を続けることで、自分が自分を1番の味方や応援団にすることができます。
ストレングスファインダーは、この何処に関わってくるのですか?
まさに、自分らしさ、に関わってきます。「自分を知るため」、「本当に理解するため」に、ストレングスファインダーを、リソースとしてかなり活用しています。
ストレングスファインダーがあると、違和感に気がつくんです。こんなはずではなかった理由に納得がいくのです。自分が無理していた事、自分が他の誰かの理想を目指していた事などですね。これらに、気がついたとき、人は初めて選択を変えることが出来る。これを「スイッチオン」と呼びます。
ストレングスファインダーとの出会いについて教えてください。
私は、地元の電力会社に入って、初めての女性広報担当者として、様々な経験もさせてもらって、楽しい日々を送っていたんです。ある時、職場のジョブローテーションで、営業職に変わり、とても苦手な仕事をこなしていました。そして、その苦手はいくら頑張っても平均以上にはならなかった。どん底でしたよ。自己肯定感は落ち込みまくりました。その後、オール電化を推進する仕事に異動したんです。でも、それが実は自分にあっていて、過去のリソースと自分の強みが使えたんです。そして数字の成果と人の役に立つことができて、とても充実感があった。その中でストレングスファインダーに出会ったんです。そこには、「成長の可能性を最も多く秘めているのは、一人ひとりが一番の強みとして持っている分野である」とありました。見た瞬間、これだ!と思いました。私がこれまで体験してきた事が、この本に書いてある。と嬉しくて飛び上がりたい気持ちでした。
ご自身がどう変わったかについて教えてください。
昔は共感性(周りの人の感情を感じる力)が上手く使えなかったんです。周りの人が自分に対して何かを求めているな、と汲み取っていたんです。言われていないんですよ、ああしてくれ、こうしてくれって。でも、勝手に期待されていると感じて、応えようとしてしまう。目標にもないもの、やらなくても良いものに取り組んでしまい、キャパオーバー。苦労して作った資料を上司に見せたら「こんな事、頼んでないよね。」って。で、やらなかったら、やらないで、「前はやってくれてたのに、、」と手を抜いたとマイナスの評価になる。散々でした。でも、ストレングスを知った時、私に変化が起きました。
自分に使うからダメなんだ。他人にこの力を使ったらと、この力の向く方向を180度変えたんです。その頃はオール電化商品の販売サポートをやっていたのですが、お客様の気持ちを考えた接客に共感性を使ってみました。言葉にならない気持ちが見えるんです。どんどん商品が売れていきました。
梶本さんについて教えてください。
私、46歳の時に初めて子供を授かったんです。それまで婦人科系の疾患があり、手術を受けた経験もあり、また40も過ぎていた事もあり、自分には子供はできないと思い込んでいたんです。世間的には、40過ぎた高齢出産はリスクが高すぎると思われています。当然、自分もその枠に入り、諦めてました。
ある時、子供を授かった人の話を聞いたんです。純粋に、いいなと思ったんです。そしたら、その人から「あなたにも出来ますよ」と言われました。その言葉が、すーっと自分の中に入ったんです。出来るという選択肢が増えたんだと思います。それまで「もう歳だし、婦人科の病気もしたから」、だから私にはできないという思い込みから解放されました。そして私にできてもいい、と思えたのですね。
赤ちゃんを授かった時、「あぁ、こんな事もあるのか」と感動したんです。モノの見方が変わると選択が変わり、人生そのものが変わるんだと。そして、それができるのは他の誰でもない、自分だけなんです。この時に「人は誰でもいつからでも、何処からでも新しく人生を始められる」と確信し、それを周りの人にも伝えて行きたいと思ったんです。
梶本さんが、これから力を入れていきたい事について教えてください。
「元気な大人を増やす事」これしかないです。
先ほどの子供ができた人の話を聞いた時、あ、私が本当に欲しかったものは、「自分の家族」だったことに気づいたんです。それまでは、絶対手に入らないものだと思っていたので、世間的な成功や幸せを得るためにがむしゃらに仕事を頑張っていたんです。それは、代替行為であって、本当に欲しいものではなかったんですよ。だから、仕事が上手くいっても、充実感はあっても、幸福感はなかった。本当に幸せではなかったですね。そこに気づいてから、人生が変わり、進路変更をしようと思ったんです。人は、一見、ネガティブな状況を経ないと、気づきや新たな選択ができないものです。
でも、私のようにこんな長く辛い経験をしなくても、10秒の習慣を身につければ、自分の望む方向に人生の進路変更が出来るようになるんですよ。毎日自分との本音の対話をすることで、一見ネガティブな出来事をポジティブに転換できるんです。そうすれば、これまで×にしていた事柄に、自分でマルをつけていくことができます。どんな自分にもOKを出せていきます。私は、クライアントの人生に、ハナマルを沢山つけていってもらいたいんです。そして、誰もが自分らしく活き活きと生きるのが当たり前の良い世の中を作って、次世代に繋ぎたい。それが遅くなってから、本来の人生を生きると決めた私の願いです。
梶本由美
インタビューを受けた方
梶本由美
プロフィールの詳細は追加予定です。